けーしんといいます。子供の時からプラモデル作った経験はあったけど、模型雑誌の作例は自分に縁のない匠の技で作っていると思っている人間でした。結婚して子供が出来てあまり外に出かけられない時期に、youtubeでプロモデラーの金子辰也さんが1/48MMを水性アクリル塗料で製作する動画を見たのがプラモデル復帰のきっかけでした。
【特別編 Vol.1】タミヤ 基礎からのプラモデル講座[プロモデラー 金子辰也の筆塗りテクニック講座]【特別編 Vol.1】タミヤ 基礎からのプラモデル講座[プロモデラー 金子辰也の筆塗りテクニック講座] – YouTube
金子先生の仰っていることと被るのですが、筆塗り水性アクリル塗装仕上げの1/48MMについての特徴は以下の通りです。
- 1/48MMは比較的新しいシリーズで、製作難易度が低く安定して作れる。(慣れるとどんどん作れて楽しい)
- 1/35のミリタリーモデル程、ディテールアップをする必要を感じない。(キットのまま組んで塗装に集中できる)
- ミリタリーモデルは組み立て→塗装と2ステップにまとめ易く、工程を行ったり来たりの煩わしさが小さい。(完成させ易い)
- 水性アクリルは溶剤のにおいがマイルドで家族に理解が得られ易い。(水洗いのバケツとかも使うので絵の具の様にみられる)
- 筆塗りはマスキングの面倒臭さを軽減できる。(筆で直接塗分けする範囲が多い)
- 筆塗りはエアブラシの様に飛沫が飛ばないのと初期投資が小さいので始めやすい。(指定色+明るさ違いの塗料と筆、溶剤、水容器、パレットで塗装にチャレンジできる)
私が最初に組んだのはM4A1シャーマン戦車で、戦車は写真の様に組み立ててから塗装します。形が出来て色付けするので工程ごとにテンションが上がってモチベーションが保ちやすいです。特にこのキットはフィギアもついていないので、より簡単に組み立て完了出来ます。

水性アクリル塗料が、しっかり発色して筆塗りに向ている塗料と知ったのも、目から鱗でした。キットの暗い成形色に薄く重ねても、退色した明るいグリーンが発色します。金子先生のメソッドに沿って塗装すると、今で言うカラーモジュレーションとストレーキングという技法を同時にやる効果があり、塗料も瓶の色そのまま塗り重ねることで十分映える作品になったことに感激しました。

写真の出来栄えの作品が、どんどんコレクション出来たら楽しくないですか?